Fabrizio Rainone - Absolut Photographer -

Fabrizio Rainone (ファブリツィオ・レイノン)
イタリア北部にあるリグーリア州 (Regione Liguria) の州都ジェノヴァ (Genova) で生まれた。
ファッションフォトグラファ。
イタリアのジェノバ (Genova)、ニューヨーク、それに ロンドンを忙しく飛び回っている模様。

ローマで映画を学び、ミケランジェロ・アントニオーニ (Michelangelo Antonioni) やベルナルド・ベルトルッチ (Bernardo Bertolucci) の映画の撮影監督として有名な ヴィットリオ・ストラーロ (Vittorio Storaro) から直接指導を受けた。
その後ジェノヴァ大学 (Università degli Studi di Genova) で文学と哲学の学位を取得。

暗くて 頽廃的なテーマを持つ短編映画をいくつか撮った後、ファッションフォトと出合い、ファッションフォトグラファに転向した。

このいかすエディトリアルのタイトルは "Absolut Photographer"。
『全身小説家』 みたいなタイトルだ。
というかですね、映画監督志望だった頃にアントニオーニから指導を受けたそうなので、このエディトリアルは 『欲望 (Blow-Up)』 を意識して撮影されたエディトリアルなのではないかという気がする。
『欲望』 で有名なのは主人公の写真家がモデルにまたがって撮影するという、ポスターにもなっているシーンだけど、それをそのまま再現するという行為は当然恥ずかしいはずで (臆面もなく再現している写真家をたまに見かけるが)、アントニオーニ的構図を避けつつ 『欲望』 にオマージュを捧げるというコンセプトで撮影されているのではないだろうか。


Magazine: TWILL Magazine #03
Issue:
Title: Absolut Photographer
Photographer: Fabrizio Rainone
Model:
Stylist:
Hair:
Make up:


Fabrizio Rainone

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上田 風子 (Fuco Ueda) Exhibition Information at ギャラリー・エフ

©2008 Fuco Ueda

上田 風子 (Fuco Ueda)
1979年横浜生まれの栃木県育ち。

前にポストした上田風子から展示会の案内が届いていたのでご紹介。
って、もう始まっているじゃあないかい。

ここ数年毎年参加させて頂いている、ギャラリー・エフさんの新年恒例の展示会です。
作品を一点出品させて頂きました。(今回は非売とさせて頂いております)
今年のテーマは”家族 ”です。
私は第一週目の1/7～1/18のPart.1の回に出品しています。

「2008 NEW YEAR EXHIBITION ~家族？ 2008~」
会場／ギャラリー・エフ
渋谷区千駄ヶ谷4-19-7さくらマンション2F
03-3475-4878
期間／2008年1月7日(月) ～ 3月14日(金)　　
時間／11：00AM～19：00 PM　土曜祝日4:30PMまで／日曜休館
http://www.tokyo-ef.com/

The Art of FUCO UEDA

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木村了子 (Ryoko Kimura)

木村了子 (Ryoko Kimura)
1971年京都府生まれ。
官能美術作家 (官能小説家と呼ばれる小説家がいるのであれば、官能美術作家と呼ばれる美術作家がいてもおかしくはないだろう、という非常に安直な発想によりそうお呼びしよう)。

Education:
1997年 東京芸術大学院修了

ポストした作品は、2005年に制作された 『菊福図 "chrysanthemums"』 。
木村了子 自身の解説によると、絵本 『Rose』 のアナルセックスの挿絵として描かれたもので、この作品を描いた頃、日本を象徴しているとも言える菊が何故アヌスを指す言葉として使われているのか不思議に思い、いろいろ調べていた時期だったとのこと。
そういえば、菊門なんて言葉、いつ覚えたんだろう。
菊がお尻の穴を指すってことにまったく違和感を感じず受け入れたような記憶がある。
この作品についての解説の後半部分をそのまま引用すると、

まずアナルセックス以上に排便の出口として一般には「汚い」とされるお尻の穴をいかに美しく描くかを目標に、皺の一本一本に神経を使い、ふっくらと優しい 感じにするのに苦労しました。自分でも気に入っている作品ですが、前の個展でこの絵が一番人気だったのはなんだか不思議な感じがしました。

と、個展において一番人気があったことを不思議に思われているのだが、私もこの作品が木村了子の作品の中で最も好きなもののひとつで、一度生で見たい、きっとweb上で見る以上に美しいんだろうなと思った次第。

最後に、台湾・台北において開催される展覧会についてお知らせ頂いたので、こちらでも告知。

さて突然ですが、来週より台湾・台北にて展覧会を行います。
もし期間中、台北へのご旅行やご出張などございましたら、是非お立ち寄り下さい。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


◆木村了子　個展　「Prince Come True」
2008年1月13日-2月12日
★Opening Reception = 13 (sun) /15:00-17:00

@布査國際當代藝術空間（国立陽明大学内ギャラリー/台北)
http://www.butchartart.com/
tel/ +886-2-2820-9920

企画/お問い合わせ：ミヅマ・アクション
http://mizuma-art.co.jp/
03-3793-7932


昨年展示した「おうじさま」屏風をメインに、新作も発表いたします。
作品は随時HPでも発表しておりますので、是非ご覧になって下さい。

ということなので、機会のある方は是非足をお運び下さい。

木村了子/Welcome to KIMURA RYOKO Art Works
KIMURA Ryoko Art Collections . blog

Craig McDean × Ruslana Korshunova - Rapunzel Calling -

Craig McDean (クレイグ・マクディーン)
1964年にマンチェスター (Manchester) 近くのマーケットタウン、ミドルウィッチ (Middlewich) で生まれた。
ニューヨークを拠点に活動しているフォトグラファ。


Ruslana Korshunova (ルスラナ・コルシュノワ、ルスラナ・コルシュノバ)
1987年7月2日にカザフスタン (Қазақстан、Казахстан、Kazakhstan) 南東部の都市アルマトイ (Алматы、Almaty、アルマトゥ) で生まれた。
ファッションモデル。

Ruslana Korshunova は、その美しく長い髪が非常に特徴的だったのだが、残念ながら少し短くしてしまった。
Ruslana Korshunova　hair で検索すると、

"the girl with the long hair"
"her gorgeous long hair"
"Long Hair Goddess"
"really long hair"

など、Ruslana Korshunova の髪に触れた表現を見つけることができる。


Magazine: US Vogue
Issue: October 2005
Title: Rapunzel Calling
Photographer: Craig McDean
Model: Ruslana Korshunova


2008年6月28日午後２時半頃、Ruslana Korshunova (ルスラナ・コルシュノワ) は、マ ンハッタンの高層アパートから転落し、わずか20歳でその命を終らせてしまった。
まだ自殺という見解が公式に発表されているわけではないが、おそらく自らその命を絶ったものと思われる。

こ ういった追記が必要になってしまう出来事などいったい誰が望んだというのだろう。彼女か？だとしたらそれはあまりに軽率な考えだ。いや、考えだったと言わ なければならない、そんな言い回しが必要な出来事など起きなければいい。だけどそれは起こってしまった。近しい者ではない、海を越えた遥か彼方の有名人に 起きた出来事なのだが、こういう訃報に接するとやはり悲しい。

このニュースを知ってすぐに、Mourn for Ruslana Korshunova -追悼- というエントリをポストした。突然目に飛び込んできたニュースに驚き、その状態のまま書いたエントリのため、纏めるといっておきながら全く纏めになっていないものとなってしまった。もしこのエントリ辿り着いた方がいたら、グダグダの内容ながら追悼の意を込めてポストしたあちらのエントリにも目を通してもらえればと思う。

文章の追加。(06.30,08)

Wikipedia - Ruslana Korshunova
the Fashion Spot

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