Friday, November 9, 2012

藤井健仁 (Takehito Fujii) Exhibition Information - New personification Vol.4 私たちのどこまでが鉄ではないのか - @ unseal comtemporary


名古屋市を拠点に活動している彫刻家、藤井健仁の個展 「New personification Vol.4 私たちのどこまでが鉄ではないのか」 が日本橋馬喰町にある unseal comtemporary で開催される。
開催期間は2012年11月9日から2012年12月23日にかけて。
初日の明日、というか今日9日には18時からオープニングパーティが催されるとのこと。

藤井健仁展 Takehito Fujii Solo Exhibition
「New personification Vol.4   私たちのどこまでが鉄ではないのか」

11月9日(金)〜 12月23日(日)
Open: 金・土・日 13:00 - 19:00
Opening Party 11月9日 18:00 - 20:00


[作家ステーツメント]

鉄で人形を造っているだけ、と言えるかもしれない。けれど制作中に得られる直観の中では、その鉄と人形
の組み合わせは、実材彫刻に於いての素材とテーマの関係を超えた結びつきがあり、オールドスクールな制
作過程を経ながらも、何かで何かを表現すると云った間接的な事をしている様には思えないのだ。

近現代の環境は鉄の強度への信頼を前提とした想像力で成り立っている。戦争や都市は勿論だが、高い塔に
登り景観を楽しみ、軽装で車に乗ってデートすることもこうした想像力の延長線上にある。福島にて鉄製の
160ミリの圧力容器が溶融した途端、美術も含めた幾つかのイメージが変更、或はリアリティーを持ち得な
くなったということは、それまでこの鉄の強度が少なからずそれらイメージを支え担保していた為だと言え
る可能性がある。

だが鉄に由来する想像力はそこに留まるものではない。それがヒトの生命を維持しその血液を赤色たらしめ
尚且つ鉄鉱床として地球の質量のおよそ三分の一を占めるものでもあり、それは核融合を伴う地球生成以来
存在し、原初には総ての炭素生命の発生を触媒した事を勘案するならば、むしろ遠い過去から現在まで、そ
してミクロからマクロの領域に渡って、ヒトの来歴や存在は鉄の掌中にあるといってよく、我々のどこまで
が鉄と関わりが無いのかといった線引きは非常に不確かなものとなる。遠大な時間と膨大な質量を持つ鉄鉱
床に視点があるとするならば、そこからはヒトと鉄人形を隔てる要素はさほど多く数えられる事もなく、さ
して異なるものであるとは映らないのではないか。そして「我々こそが鉄から出来た人形なのではないのか」
といった妄想さえも生まれてくる。


unseal comtemporary(アンシールコンテンポラリー)
103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町 2-5-17 (1F奥のスペース)
http://unseal.jp/j/

ステーツメントにもあるように、人と鉄との関わりは歴史が長く、我々の営みの歴史は鉄と共にあり、藤井健仁の制作する人形はその鉄によって出来上がっていて、「我々こそが鉄から出来た人形なのではないのか」 と錯覚させてしまうものがある。
その藤井健仁の人形を金属成分に乏しいとされる地球の衛星、月の、その荒涼とした大地に数百、数千、数万と立ち並べてみたい。
久しぶりに藤井健仁の人形を見て何故かそんなことを思ったのだけど、それはひと月前、ニコライ・ネフスキーの 『月と不死』 を十数年ぶりに再読したからかもしれない。
人のいない月面での鉄人形の少女たちの不死のスティルライフ、素敵すぎるだろ?


《関連エントリ》
traveling with the ghost: 藤井健仁 (Takehito Fujii)


藤井健仁 彫刻総覧 弐

Wednesday, October 24, 2012

Craig Morey









Craig Morey (クレイグ・モリー)
サンフランシスコ・ベイエリア (San Francisco Bay Area) を拠点に活動しているフォトグラファ、クレイグ・モリー (Craig Morey) から Tumblr で自分の過去の作品の一部を公開しているよ、というメールが届いていた。
クレイグ・モリーのエントリは以前に二度立てていて、そのどちらもがナタリー・リダックス (Natalie Redux) というモデルを撮影した作品の中からチョイスしていたので、今回は様々なモデルを撮影した作品を1992年から2012年の間に撮影されたものの中から8点チョイス。
いちばん古いものは下から3枚目にポストした作品で、最も新しい作品は一番最初にポストした古典絵画的な佇まいの作品になる。


《関連エントリ》
traveling with the ghost: Craig Morey × Natalie Redux
traveling with the ghost: Craig Morey - Erotic Photography Workshop - Sunday, February 22, 2009.


Erotic Photography by Craig Morey - Fine Art Nude Models & Free Photo Galleries
morey studio

Landschaftsgänger Exhibition Information @ Parrotta Contemporary Art

"Watery Paves" (2012)
Emeli Theander

"31. Juli" (2010)
Léopold Rabus

2012年10月26日から2013年1月19日にかけ、ドイツ南西部の都市シュトゥットガルト (Stuttgart) にある GALERIE PARROTTA CONTEMPORARY ART で "Landschaftsgänger" と題された展示会が開催される。
先日展示会の案内のエントリを立てたアーティスト Léopold Rabus や昨年の春に個展の案内をした Emeli Theander などが参加。

"Landschaftsgänger" というタイトルはどうやら "landschaft" と "gänger" を組み合わせた造語らしく、"landschaft" というのはランドスケープ、風景という意味であり、"gänger" は 歩む者、歩行者という意味で、"Doppelgänger"、つまりドッペルゲンガーのゲンガ―と同じということから、ラントシャフトゲンガ―とは、風景化し移ろう存在といった意味くらいに捉えておけばいいのかなと類推してみたのだが、素人考えだから間違っている可能性が高い。
とはいえ、参加するアーティストの作品を一通り見ると、ぼんやりとした風景などを描いているアーティストが多く、そんなに的外れという訳ではないのではないかと思いたくなる。

Landschaftsgänger

STUTTGART: 26. OKTOBER 2012 – 19. JANUAR 2013
ERÖFFNUNG: DONNERSTAG, 25. OKTOBER 2012, 19 - 21 UHR


Nicole Bianchet
GAMA
Tino Geiss
Stefan Guggisberg
Fee Kleiss
Johannes Lotz
Paul P.
Jochen Plogsties
Léopold Rabus
Markus Saile
Emeli Theander


GALERIE PARROTTA CONTEMPORARY ART
Augustenstrasse 87–89
70197 Stuttgart
T +49.711.69 94 79 10
F +49.711.69 94 79 20
mail@parrotta.de
http://www.parrotta.de/

Öffnungszeiten / hours:
Dienstag bis Freitag von 11.00 bis 18.00 Uhr / Tue - Fri 11 - 6 pm
Samstag von 11.00 bis 16.00 Uhr / Sat 11 - 4 pm

先にエントリを立てた Johannes Lotz と Jochen Plogsties 以外では、Léopold RabusEmeli Theander くらいしか女性を作中に描くアーティストがいなかったので、このエントリではそのふたりの作品を参考としてポストしておく。


PARROTTA CONTEMPORARY ART STUTTGART BERLIN

Jochen Plogsties





Jochen Plogsties (ヨッヘン・プロクシュティース?、ヨッヘン・プログシュティース?)
1974年にドイツの南西部にあるラインラント=プファルツ州 (Land Rheinland-Pfalz) のコッヘム=ツェル郡 (Landkreis Cochem-Zell) の町コッヘム (Cochem) で生まれた。
現在はドイツ東部の都市ライプツィヒ(Leipzig)を拠点に活動している。
画家。

ポストした作品は、

"02_2_12 (Dame mit dem Perlenhalsband)" (2012)
"11_10 (Badende)" (2010)
"16_10 (Comtesse D' Haussonville)" (2010)
"16_11 (Mädchen mit dem Perlenohrring)" (2011)

の4点。
リチャード・プリンス (Richard Prince) が雑誌などに掲載された広告写真などを素材として撮影する、というのを絵画に置き換え、フェルメールなどの著名な作品を描いているのかなとも思ったんだけど、多分それは思い違い。

Education:
1997 – 2001 Studies at the Academy of Fine Arts Mainz, with Prof. Friedemann Hahn
2003 – 2008 Studies at the Academy of Visual Arts (HGB), Leipzig with Arno Rink and Neo Rauch
2006 Diploma with Arno Rink and Neo Rauch
2008 Graduation as a master student at the Academy of Visual Arts (HGB), Leipzig with Neo Rauch


PARROTTA CONTEMPORARY ART STUTTGART BERLIN
Jochen Plogsties

Johannes Lotz


Johannes Lotz (ヨハネス・ロッツ)
1975年にドイツ南西部ザールラント州 (Saarland) の州都ザールブリュッケン (Saarbrücken) で生まれた。
画家。

ポストしたのは、2009年に制作された "1999" という作品。

Education:
1995-2001 Studium der Freien Bildenden Kunst an der heutigen Akademie der Bildenden Künste der Johannes-Gutenberg-Universität Mainz bei Prof. Hahn, Diplom
2002-2004 Akademie der Bildenden Künste Müchen, Aufbaustudium "Bildnerisches Gestalten und Therapie", Klasse Schottenloher
2011 Lehrauftrag an der Hochschule für Bildene Künste Saar


Wikipedia
PARROTTA CONTEMPORARY ART STUTTGART BERLIN
Johannes Lotz

Saturday, October 13, 2012

村田兼一 Exhibition Information - きのこの愉しみと恐怖mycophilia/mycophobia - & - AESTHETIC ~耽美写真家の日常~ 中村趫×村田兼一×谷敦志 -






告知が少し遅れてしまったが、村田兼一の参加した展示会が現在2つ開催されている。
ひとつは10月10日から東京の神田神保町にある神保町画廊で開催されている飯沢耕太郎氏との二人展 「きのこの愉しみと恐怖mycophilia/mycophobia」 で、タイトル通りきのこ尽くしの展示会。
もうひとつは大阪の日本橋にあるアートスペース・亜蛮人で今日からスタートした 『AESTHETIC ~耽美写真家の日常~ 中村趫×村田兼一×谷敦志』。
こちらもタイトル通り現代日本の耽美界 (そんな世界が果たしてあるのかどうかは知らないのだが) を代表する3人の写真家による展示会。

いよいよ大阪と東京での展示が始まります。
大阪は耽美的日常をテーマに、東京はキノコをテーマに
それぞれ最後まで苦しみながら作品を完成させました。
ご高覧いただければ幸いです。

尚、大阪では少しですが写真集を全種類揃えていただきました。
日本での発売のものは残念ながら絶版で入手は出来ていません。
東京でも期間半ばから最新本が入手できます。

どのギャラリーも見つけにくいと思いますので
是非、お電話で道順をお尋ねください。

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☆村田兼一と飯沢耕太郎の二人展
「きのこの愉しみと恐怖mycophilia/mycophobia」

10月10日~27日
12時~18時 (会期中金曜日は19時まで)


*10日より14日まで在廊予定(14時~最終まで)。
*トークショー14日(ギャラリーベージにて受付中)
飯沢氏のドローイングと村田のきのこ写真。
着色の新作。デジタルでの新作など。

神保町画廊
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1‐41‐7安野ビル1階
TEL/FAX: 03-3295-1160
http://jinbochogarou.com/

会期中休廊日:月・火

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☆AESTHETIC
~耽美写真家の日常~
中村趫×村田兼一×谷敦志

10/12(金)~23(火) 13:00~20:00
17日休廊
アートスペース・亜蛮人 大阪 にて
http://www.aband.jp/
*20日イベント在廊予定。
*お互い余り撮らない日常スナップを展示。耽美かどうかは疑問。

アートスペース・亜蛮人
大阪市浪速区日本橋4-17-15
http://www.aband.jp/

開廊時間は13:00~20:00
水曜は完全休業日

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☆個展「キノコの森の Upskirt Voyuer 出版記念展 」

内容
8月のスパンアートギャラリー「Upskirt Voyuer 出版記念展」、10月の神保町画廊の
「きのこの楽しみと恐怖展」を合わせた展示を年の瀬、大阪は乙画廊にて開催する。
一度で二度美味しい展示を関西で味わえる。
明るく健康的なエロスのアップスカートに魔術的なきのこ作品のタナトスの部分が
加わることで村田兼一の世界が完成する。
是非、年の瀬には乙画廊で時を忘れて迷いの森できのこ狩りをして戴きたい。

場所 乙画廊 大阪市北区西天満2-8-1
大江ビルヂング101
TEL  06-6311-3322
http://oto-gallery.jpn.org/

会期 12月17日~27日 無休

ポストした作品は、最初の4点が村田兼一と飯沢耕太郎の二人展 『きのこの愉しみと恐怖mycophilia/mycophobia』 に出品されている村田兼一の作品で、きのこ好きとして知られる飯沢耕太郎はおそらく古今東西のキノコをコラージュした作品を出品しているものと思われる。
検索していて、飯沢耕太郎が11月14日に発売される玉木えみという方の作品集 『少女系きのこ図鑑』 の監修に携わっていることを知った。
「少女系きのこ」 といえば、趣味はきのこ狩りという、フランスのロヘーヌ (Robert) というかつてフレンチ・ロリータ系として知られた女性ミュージシャンのことが真っ先に思い浮かぶ。
で、現在2ndアルバム "Princesse de rien" を聴きながらこのエントリをまとめている。

5枚目は『AESTHETIC ~耽美写真家の日常~ 中村趫×村田兼一×谷敦志』 展の告知用イメージ。
谷敦志については、今年の春に開催された個展のエントリ 『写真家・谷敦志20年の軌跡+新作展』 を以前立てているので、作品をご存じないという方はそちらをご覧頂ければと思う。
さて、中村趫であるが、検索していてこの方がかつて 「裸のラリーズ」 のギタリストとして活動していた中村武志その人であるということを知って驚き、「裸のラリーズ」 の音源が、今現在、かつてに比べ格段と入手し易くなっているという状況にも驚いている。


村田兼一オフィシャルサイト/Another Tales Of Princess「眠り姫」

Friday, October 12, 2012

Léopold Rabus Exhibition Information - "Tiré d'une histoire vraie" - "Based on a true story" - @ Aeroplastics contemporary



1977年にスイスのヌーシャテル (Neuchâtel) で生まれ、同地を拠点に活動しているアーティスト Léopold Rabus の展示会についての案内がブリュッセルのギャラリー aeroplastics contemporary から届いていた。
2012年09月07日からすでに開催されており、10月27日までの開催となっている。

Léopold RABUS & guests
"Tiré d'une histoire vraie" - "Based on a true story"

Friday Sept 7 - Saturday Oct 27

The 2012 work, Moineaux se disputant du pain dans un poulailler (Sparrows Fighting over Bread in a Chicken Coop) adopts the monumental format of Colmatage d’un seuil. Aside from being work of a similar nature on Light, it illustrates the quite particular way that Léopold Rabus envisions the rendering of movement: the birds seem suspended in both time and space, as though it has to do with the sequential decomposition of the flight of a single sparrow. The painter introduces a shift of the same sort, and extremely subtly so, in the portraits of his “birds of cage and aviary” (the title of the work from which they are drawn – one may ask oneself, along with the artist, what distinguishes the one from the other). It is only the attentive observer who will note the presence of a double-pupil in the eye of a parrot or a parakeet, in the manner of a photograph of a bird in motion suffering from a too-short pause. The painted works of Léopold Rabus are never really as they seem.

Léopold Rabus のエントリを最初ら立てたのはかなり前のことで、その頃は歪にデフォルメされた人物たちの姿を描いた奇妙な作品ばかりで、背景が描かれた作品はそれほど多くはなく、ベッドやテーブルや水たまりや植物は描かれた人物たちの異物感を強調させるための装置といったふうに描かれていた (この頃の作品には日本のサブカルチャーへの目配せが感じられる)。
次に Léopold Rabus の作品を見たのは Aeroplastics contemporary から Rabus 兄弟の展示会の案内をもらった3年後のこと。
かなり作風が変化しており、カラフルだった色彩は暗く濁り、以前は白いことの多かった背景がリアリズム絵画のそれへと変化したところに人物が異物としてそこに描かれ、以前とは違った奇妙な作品となっていた。
そして今回、また3年ぶりに Léopold Rabus の作品を見たのだが、3年前はまだ背景から多少乖離していた人物が作品に溶け込むように描かれ、もうほとんどリアリズム絵画といっていいほどになった。
しかし何かが歪んでいて、リアリズム絵画からすぐにでも逸脱してしまいそうな雰囲気がそこにはある。


《関連エントリ》
Léopold Rabus (Leopold Rabus)
traveling with the ghost: Exhibition Information - The Rabus Show - @ aeroplastics contemporary


Léopold Rabus / Tiré d'une histoire vraie / Based on a true story / Aeroplastics contemporary

Friday, September 14, 2012

松山賢 (Matsuyama Ken) Exhibition Information - タカシマヤのばら アートセッション - @ 髙島屋東京店・横浜店・新宿店・大阪店・京都店



髙島屋のシンボルばらをモチーフにした原画作品を展示・販売が2012年9月12日から髙島屋東京店・横浜店・新宿店・大阪店・京都店で開催されており、それに合わせた作家作品展が2012年9月19日から2012年25日にかけ新宿高島屋10階美術画廊で開催され、松山賢はその原画作品を展示・販売と、作家作品展にそれぞれ出品しているとのこと。
総勢24名の作家が参加。
松山賢はこれに合わせ6点の作品を制作しており、ブログの内容から少女が描かれた作品を2点チョイスしたが、他の作品も素晴らしいので、是非会場で堪能して頂きたい。

1.「タカシマヤのばら アートセッション」

髙島屋が1952年にばらをシンボルフラワーとしてから、本年で60周年。ショッピングバッグなどに使われている、ばらのデザインをモチーフに、気鋭の若手美術作家24名とコラボレートしました。個性が冴える原画作品を展示・販売いたします。また、その原画を配したトートバッグやふろしきもご紹介いたします。

会期:9月12日(水)ー 25日(火)(各店同時開催)

会場;髙島屋東京店・横浜店・新宿店・大阪店・京都店

※ 各店特設会場、それぞれの会場に一点ずつ出品しています。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
各作家をクリックすると、どの会場にどの作品が出品されるか写真が載っています。
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/hyakkasai/

出品作家:岩田壮平、大河原愛、大谷有花、大森暁生、金丸悠児、川久保ジョイ、極並佑、齋正機、さとうかよ、重野克明、たかはしじゅんいち、瀧下和之、土屋仁応、永島千裕、中村ケンゴ、福井江太郎、フジイフランソワ、松浦浩之、松山賢、ミヤケマイ、安岡亜蘭、山本太郎、渡邊佳織、渡辺おさむ (計 24名)

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2.「タカシマヤのばらアートセッション」出品作家作品展

■9月19日(水)→25日(火) ※最終日は午後4時閉場。

新宿高島屋10階美術画廊
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ケ谷5-24-2 10F
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/event/index.html


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3. Art  Platform - Los Angeles出品

ロサンゼルスのアートフェアに出品します。
http://www.artplatform-losangeles.com

美術作家 松山賢

村田タマ (Murata Tama) Exhibition Information - 村田タマ展 「玉手厘」 - @ 神保町画廊




村田タマ (Murata Tama)
多分東京在住。
村田兼一のモデルを務めている。
写真家としても活動中。

告知が遅れてしまったが、2012年9月12日 (つまり昨日) から2012年9月29日にかけ、個展 「玉手厘」 が千代田区神田神保町の神保町画廊で開催されている。

村田タマ展 「玉手厘」
9月12日~9月29日
12時~18時 (会期中金曜日は19時まで)
会期中休廊日:月・火 17日の敬老の日は開廊します


神保町画廊
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1‐41‐7安野ビル1階
TEL/FAX: 03-3295-1160
http://jinbochogarou.com/
17日在廊予定。

Tama te bako

関本幸治 (Koji Sekimoto) Exhibition Information - 関本幸治 個展「もうひとりのわたし」 - @ CAP STUDIO Y3



9月の中旬だったよねといい加減に記憶していたので、告知が遅れてしまったが、関本幸治が地元初開催となる個展 「もうひとりのわたし」 を2012年9月8日から神戸市中央区にある海外移住と文化の交流センター内のCAP STUDIO Y3で開催している。
2012年9月30日までの開催となっており、アーティストトークはすでに終了してしまったが、子供向けのカメラのワークショップも開催するそうなので、是非会場まで足を運んで頂きたい。

関本幸治 個展「もうひとりのわたし」
日時: 2012年9月8日(土)~9月30日(日)

10時~19時 月曜休館(9月17日(月・祝)は開館、翌9月18日(火)が振替休館)
*9月8日(土)18時からオープニングパーティとアーティストトークを行います。

会場: CAP STUDIO Y3

650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通3丁目19-8 海外移住と文化の交流センター内

主催/問合せ:C.A.P. (担当:小野)
電話:078-222-1003  Email:info@cap-kobe.com (10:00-19:00、月曜休館)
助成:神戸文化支援基金
協賛:キヤノン株式会社 

http://www.cap-kobe.com/studio_y3/2012/08/12114838.html

 本展は写真家、関本幸治の出身地での初の展覧会となる。関本はモデルをもとに被写体を粘土で塑像、また作品の背景のセットも自身が制作するため、1枚の写真で制作に約1ヶ月を要する。関本の叔父はブラジルへ移住した経験があり、移住センターを再利用している本展会場との関わりは深い。関本はその会場に1ヶ月間滞在して、「過去を旅する」をテーマに公開制作を行う。「作品は見る人の心を表す鏡であり、次元を越える扉である」を今回の展覧会のテーマとし、公開制作による新作と、テーマに沿ったこれまでの作品群によって会場構成する。またアーティストトークと子供向けのカメラのワークショップも行う。

滞在制作期間:2012年8月17日(木)~9月30日(日)

展覧会関連企画:CAP土曜クラブ「カメラの中に入ろう~カメラオブスキュラ」
2012年9月29日(土)13時~16時
参加費     :1,000円
対象     :小学4年以上

SEKIMOTO of KOJI

Friday, August 24, 2012

村田兼一 Exhibition Information - UPSKIRT VOYEUR 村田兼一 写真展 - @ スパンアートギャラリー 銀座





この晩夏から秋にかけて開催される展示会の予定について、お知らせが届いていたのでご紹介。
2012年8月24日(金)から2012年8月30日(木)にかけ、写真集 「UPSKIRT VOYEUR」 の出版を記念する展示会が銀座の画廊、スパンアートギャラリーで開催される。
今回は初のデジタル写真を中心にした展示会だそうで、公開されているいくつかの写真を見る限り、これまでの村田兼一独特の湿った空気が漂う非日常的で耽美的なエロスの世界とは一味違った、日常の中のエロスが堪能できるのではないかと思われるので、村田兼一の作品をご存知の方は新しい世界を見るために、村田兼一の作品をまだ見たことのないという方は、村田兼一の作り上げる濃厚なエロティックな世界への入り口として、是非、会場まで足を運んで頂きたい。


UPSKIRT VOYEUR
村田兼一 写真展
写真集 「UPSKIRT VOYEUR」 出版記念
Kenichi Murata photo exhibition
2012年8月24日(金)~2012年8月30日(木)

11:00~19:00 (最終日は17:00まで) 会期中無休


銀座 画廊 スパンアートギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座2丁目2−18  西欧ビル
Tel: 03-5524-3060
開廊時間: 11:00~19:00

http://www.span-art.co.jp/



※今後の予定※


村田兼一と飯沢耕太郎氏の二人展 「きのこの愉しみと恐怖 mycophilia/mycophobia」
2012年10月10日~2012年10月27日
12時~18時 (会期中金曜日は19時まで)
会期中休廊日: 月・火
トークショー14日(ギャラリーベージにて受付中)
神保町画廊
http://jinbochogarou.com/
10日より14日まで在廊予定。

飯沢氏のドローイングと村田きのこ写真。


企画写真展 「aesthetic」 村田兼一 中村きょう 谷敦士 ~耽美写真家の日常
2012年10月12日(金)~2012年10月23日(火) 13:00~20:00 水木定休
亜蛮人 大阪 にて
http://www.aband.jp/
20日イベント在廊予定。

お互い余り撮らない日常スナップで展示。


他に、村田兼一のモデルを務める村田タマk個展 「玉手厘」 が2012年9月12日~2012年9月29日にかけ、神保町画廊で開催される。
村田兼一はその個展の企画・撮影など手伝っているとのこと。


村田兼一オフィシャルサイト/Another Tales Of Princess「眠り姫」

Saturday, July 21, 2012

GANZFELDGEMEINSCHAFT (完全視野協会) Exhibition Information - ZAHIR ~虎であり、天球儀であり~ - @ Zaroff


GANZFELDGEMEINSCHAFT (完全視野協会) とは、浅野信二、古賀 郁、鈴木陽風、田中章滋によって結成されたアート・グループ (ちなみに、GANZFELD GEMEINSCHAFT は 「ガンツフェルト・ゲマインシャフト」 と読む)。

その GANZFELD GEMEINSCHAFT のグループ展が2012年07月19日から開催されており、2012年07月31日までの開催となっている。
シュルレアリスムや幻想絵画に興味がある方は是非足を運んで頂きたい。
また、メンバーはそれぞれ Twitter のアカウントを持っており、そちらでも随時情報を発信している。
ここではリンクを張らないので、興味のある方は検索してチェックしてみることをお勧めする (作家の各サイトへのリンクは下にまとめておいたので、個々の作品をご存じないという方は、そちらを覗いてみるといいだろう)。


ZAHIR
~虎であり、天球儀であり~
完全視野協会・GANZFELD・GEMEINSCHAFT
(浅野信二・古賀 郁・鈴木陽風・田中章滋)
絵画・書・オブジェ 展
(21日と最終日31日は18:00まで)


画廊・珈琲 Zaroff
〒151-0061
東京都渋谷区初台1-11-9 五差路
Tel: 03-6322-9032
開廊時間:open 12:00 - close 20:00(画廊), 22:00(喫茶店)
休廊日:毎週水曜
http://www.house-of-zaroff.com/

最寄り駅:京王新線・初台駅 → 中央口改札を出る → (甲州街道)南口の階段を登り右へ → 商店街を進みセブンイレブン角を右折し徒歩1分


《関連エントリ》
traveling with the ghost: 浅野 信二 (Sinji Asano)


GANZFELDGEMEINSCHAFT
浅野信二WEBSITE/Asasinsane
KKH
幻想書家 鈴木陽風
le miroir de la fiction

Tuesday, June 26, 2012

関本幸治 (Koji Sekimoto) Exhibition Information - PHotoEspaña 2012 Asia Serendipity - @ Teatro Fernán Gómez


写真を表現媒体としている現代美術家・関本幸治が参加している展示会が現在スペインのマドリード (Madrid) で開催されている。
今月の6日からの開催なので紹介が随分と遅れてしまったが、7月22日までの開催となっている。
キューバ人キューレーター、ヘラルド・モスケラ (Gerardo Mosquera) が総合プロデュースを務める今回の 『第15回フォト・エスパーニャ2012』。
マドリード市内のコロン広場 (Plaza de Colón) の地下にあるフェルナン・ゴメス劇場 (Teatro Fernán Gómez) を会場とした展示会では、美術評論家・南條史生が 「何もないところからイメージをつくりだす」 というテーマから選んだアジアの15人の写真家が参加しており、その中に関本幸治も含まれている。
関本幸治は今回大型写真作品6点出品するとのことなので、開催期間中、マドリードに滞在しているという方はぜひ足を運んで頂きたい。

PHotoEspaña 2012
Asia Serendipity

Exposición colectiva
Teatro Fernán Gómez/ Fundación Banco Santander
Plaza de Colón, 4 28046 Madrid

Del 6 de junio al 22 de julio de 2012.
Comisario: Fumio Nanjo.

Martes a sábado de 10 a 21 h
Domingo y festivos de 10 a 19 h
Teléfono: 91.436.25.40 Ext.211
margarita.arias@teatrofernangomez.es

http://www.phe.es/en/phe/exposiciones/1/official_section/20/asia_serendipity
http://www.teatrofernangomez.com

Yuki Aoyama / Kana Honda / Miwako Iga / Yasushi Kohno / Kohei Koyama / Chiho Miyamoto / Kazem Mohammed / Pushpamala N / Sohei Nishino / Hiroshi Nomura / Hideyuki Ohba / Sherman Ong / Gina Osterloh / Koji Sekimoto / Lu Yao

A key feature in the transformation of the contemporary world is the breakdown of frontiers between genres and categories. The boundary between art and photography is becoming increasingly blurred. The false and the real, the real and the imaginary, are gradually merging into one. A number of young Asian artists are exploring new directions, steering away from tradition and from Academic art. Their freedom of spirit is prompting new stories, shaping new outlooks often conveyed through photographic images; in the process, it is revealing new possibilities for photography as a medium.

Asia today is a major centre for artistic and cultural production. Its booming economy is being matched by equally remarkable social change, to which art and culture are by no means immune. Countless young artists are bringing to the creative industry a concern for challenges other than those that drive their Western counterparts. Despite differences in background, education and lifestyle, they share the need to experiment with new forms of artistic expression, wholly unburdened by the weight of the past. Among the challenges, they seek to illustrate a new, contemporary utopia, to fully express feelings, to explore the tensions between tradition and modernisation.

The work on show is drawn from China, the United Arab Emirates, the Philippines, India, Japan and Singapore. This selection of artists, well known in their own countries but less familiar to the international scene, gives us an insight into exciting attempts to create alternative sensibilities for the future.

≪関連エントリ≫
traveling with the ghost: 関本幸治 (Sekimoto Koji)


SEKIMOTO of KOJI

Mireille Loup Exhibition Information - 53.77 Anaglyph / Rencontres d'Arles - @ Grande Halle





スイスのローザンヌ (Lausanne) 生まれで現在はフランスのアルル (Arles) を拠点に活動している写真家 Mireille Loup (ミレーヌ・ルゥ、ミレーヌ・ルー) から久しぶりにメール。
個展が開かれるという。
2012年7月2日から2012年9月23日までアルルのグランデ・ハレ (Grande Halle、グランドホール) で開催される。
"53.77 Anaglyph / Rencontres d'Arles" というのがこの個展のタイトルだと思うのだけど、もしかすると間違っているかもしれない。

Exposition / 53.77 Anaglyph
Parc des Ateliers
Grande Halle, Espace Mireille Loup
13200 Arles, France


Vernissage : lundi 2 juillet à 11h30
Exposition : 2 juillet - 23 septembre


Exhibition / 53.77 Anaglyph
Parc des Ateliers
Grande Halle, Mireille Loup Space
13200 Arles, France


Opening : Monday the 2nd of july at 11.30 am
Exhibition : July 2 - September 23

"53.77 Anaglyph" が今回の個展のタイトル及び展示される作品のシリーズ名だと思うのだが、違っていたとしてもとりあえずそうだと仮定して話を進める。
この "53.77 Anaglyph" というシリーズは微妙に画像がにじんで見えるようになっているが、これは3D仕様となっているからで、定期的に3D影像はブームになるので、今このエントリをご覧になっている方も子供の頃から何度かこういった画像を見る機会があったのではないだろうか。
最近ではジェームズ・キャメロンが監督した 『アバター』 が公開された頃、おそらく様々な雑誌媒体に3D写真が掲載されていたのではないかと思うが、例えばファッション誌でも3Dファッションフォトがいくつか掲載された。
そういったエディトリアルが幾つか手元にあり、そのうち3D特集をしようと思ってそのまま忘れていたことをこの Mireille Loup の最新シリーズで思い出したのだが、よしついでだからまとめるかとならない様なので (とまるで他人事だが)、多分このまままた忘れてしまい、また何かの機会に思い出す、ということになるだろう。

www.mireilleloup.com - Site officiel

Laurie Lipton Exhibition Information - L.A. SOUS-REAL - @ Ace Gallery Los Angeles


ローリー・リプトン (Laurie Lipton) から新作展の案内が届いていた。
新作展は "L.A. SOUS-REAL" と題され、ロサンゼルスにある Ace Gallery Los Angeles で2012年7月14日から2012年9月8日までの開催される。
また、7月14日は午後7時から午後9時にかけオープニング・レセプションが開催されるという。


 "L.A. SOUS- REAL": an exhibition of new work by Laurie Lipton

OPENING RECEPTION: Saturday, July 14, 2012, 7- 9 PM

ACE GALLERY LOS ANGELES, second floor
The Wilshire Tower: 5514 Wilshire Blvd.
Los Angeles. (between La Brea & LACMA).
http://www.acegallery.net/losangeles.php


The Official Website of Laurie Lipton

Saturday, May 12, 2012

Evan B. Harris











Evan B. Harris (エヴァン・B・ハリス)
オレゴン州南西部に位置するジャクソン郡 (Jackson County) 中部の都市メドフォード (Medford) の僻地で生まれ育った。
現在は同州のポートランド (Portland) 在住。

都会的で洗練された美術とは無縁に育ったそうで、その代り、寓話やフォークロアに夢中で、それを自身の中でさらに発展させ、そのイメージを自分なりに描くという日々を送ってきたという。
だから描くための技術はすべて独学で学んだものなのだそうだ。


ポストしたのは、

"Hoof and Arrow"
"Bird in the Bee's Hive"
"Tea for Birds"
"The Geisha & The Tiger"
"White Whale and shells"
"Brown Heart Bleeds"
"Fox & Innards"
"Garden grows piano keys"
"Hands wreath"
"The Hare and Her"

の10点。


~ evan b harris ~
Flickr: evan b harris' Photostream