Thursday, December 27, 2007

Mario Sorrenti × Élise Crombez - what COLOR! -







Mario Sorrenti (マリオ・ソレンティ)
1971年イタリアのナポリ (Napoli) 生まれのフォトグラファ。
現在はニューヨークを拠点に活動中。

2歳年下の妹ヴァニナ・ソレンティ (Vanina Sorrenti) もフォトグラファとして活動している。
5歳年下の弟ダビデ・ソレンティ (Davide Sorrenti) も若くしてフォトグラファとして活動していたが、1997年にヘロインのオーヴァードーズで亡くなった。


Élise Crombez (Elise Crombez、エリーズ・クロンベ)
1982年にベルギー(Belgium)のムスクロン (Mouscron) で生まれた。
ファッションモデル。


Magazine: Vogue Italia
Issue: April 2005
Title: what COLOR!
Photographer: Mario Sorrenti
Model: Élise Crombez
Stylist:
Hair:
Make up:


Mario Sorrenti
Art Partner - agency
Wikipedia - Mario Sorrenti
Wikipedia - Élise Crombez
Not a man of virtue, not even a man... より


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Saturday, December 22, 2007

Keith Weesner


Keith Weesner (キース・ウィーズナー)
カリフォルニア州 (California) のバーバンク市 (Burbank) 在住のイラストレーター。

作品を見れば、Rod & Custom と女が大好きってことがよく分かる。
それにしてもポストした作品のこのお部屋、コテコテのミッドセンチュリーですな。

Keith Weesner

Monday, December 17, 2007

Estevan Oriol





Estevan Oriol (エステバン・オリオール)
LA を拠点に活動するフォトグラファ。

1995年から写真家と活動を開始し、その後、Eminem (エミネム)、Cypress Hill (サイプレス・ヒル)、D12、Linkin Park (リンキン・パーク)、Blink 182 (ブリンク 182)、Paul Wall (ポール・ウォール)、P.O.D.、そして Xzibit (イグジビット) などの PV を手がけ、最近では映画産業にまで活動を広げている。

サイトではヒップホップ系のミュージシャン達のポートレイト、タトゥを入れた人たちのポートレイト、そして手がけた PV などを見ることができる。

Estevan Oriol


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Wednesday, December 12, 2007

Beth Moon - Thy Kingdom Come -






Beth Moon (べス・ムーン)
アメリカ在住の写真家。


ある少女は死んだ鳥を背負い祈りを捧げ、ある少女は死んだ動物を背中に背負い瞑想に耽る、そしてまたある少女は最後の鳴き声を聴き取るとでもいうかのように死んだ鳥を耳に押し当てる。
この神秘的で静謐な雰囲気を湛えるシリーズのタイトルは "Thy Kingdom Come"。

Beth Moon という名前から、同じ写真家の Sarah Moon (サラ・ムーン) を安易に連想してしまうのだが、検索しても何も出てこないので、特に関係があるというのではないようだ。

Beth Moon Home Page
photoeye.com

Saturday, June 23, 2007

山城 えりか (Erika Yamashiro)




山城 えりか (Erika Yamashiro)
1979年沖縄県那覇市生まれ、現在、東京都中野区在住。
現代美術作家。

山城えりかの作品から連想するのは、アイリーン・ハードウィック・オリヴィエリ (Irene Hardwicke Olivieri) やスーザン・ジャミソン (Susan Jamison) といった画家の作品。
このふたりの作品からは人里離れた密林の匂いがし、山城えりかの作品世界も同じようなところがあるように見えなくもない。
しかし、どこか人工的な、例えば都市中に作られた自然公園や人里近くの人の手のはいった野原の匂いがするのが山城えりかの作品で、 アイリーン・ハードウィック・オリヴィエリ やスーザン・ジャミソンの作品のヴァナキュラな幻想性や魔術的な幻想性とはまた別の、一見自然に根付いた幻想性の様でありながら、実は人工的で洗練された幻想性であるというのが山城えりかの作品の面白さなのではないかと思う。


1枚目の作品は2005年制作の "green tea" という作品で、『不思議の国のアリス』  を愛読している女性の白昼夢といった趣。
壁の中で気持ちよさげに眠り続けている女性そのものが蝶や猫の憩いの場となっている2枚目の "sweet song"は、2006年に描かれたもの。
頭にウサギの乗っかっていると思わせて、本当は髪だったというのが、3枚目の "rabbithair" という2004年の作品。


来月、新作を発表の予定とのこと。
場所と日時は以下の通り。

六本木 T&G ARTSにて新作発表します。
若手アーティストのグループ展 『NEXT DOOR Vo.2』
2007年7月28日(土)~8月11日(土)
11:00P.M.-7:00P.M.月曜・日曜・祝日は休館

Erika Yamashiro


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Saturday, June 16, 2007

Joshua Clay



Joshua Clay (ジョシュア・クレイ)
LAのロング・ビーチ (Long Beach) 在住のイラストレーター、画家。

赤い頬っぺと長い首が特徴。
首が異様に長く描かれている割に違和感が無い。
バランスがいいのだろうか?

The Art of Joshua Clay - www.joshuaclayart.com
MySpace


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Monday, June 11, 2007

上田 風子 (Fuco Ueda)





©2007 Fuco Ueda

上田 風子 (Fuco Ueda)
1979年横浜生まれの栃木県育ち。
画家。

"この「夏の終り」を書いた時、頭に浮かんでいたのは三島由紀夫の『真夏の死』で、それからゴダールの映画「勝手にしやがれ」があって、カミユではないが真夏の無意味な殺人を乾いた貝殻のような文体で書くつもりだった。それで小説が終った時、ひとつの夏が終った時の気分が残ればいいと思った。青春とは残酷なもので、といった講釈はこの際関係のないことである。"
倉橋 由美子 (Kurahashi Yumiko) の小説に捧げられた作品が多いので、倉橋由美子が自身の全集に付けていた作品ノート・解説から「夏の終り "The End of Summer"」について書かれた文章の一部を引用してみた。
上田風子の描く作品のすべてにこの引用した文章が当てはまるなどと言うつもりは無いが、上田風子の少女たちの多くはひび割れた永遠の夏に陽炎のように佇んでおり、見る度に胸がチクチクするような懐かしさを憶える。

1枚目のダルマが描かれている作品は 「庭 "Garden"」 というタイトルで、2003年に制作されたもの。
地球儀を抱きしめていたりする少女たちを描いた 「地球儀観測所 "A terrestrial globe observatory"」 という作品を 「庭 "Garden"」 と合わせて見ると、月夜に浮かんだ達磨に抱きついたセーラー服姿の少女たちを描いた佐伯俊男 (Toshio Saeki) の作品を連想させる。
というか、私はその作品を部屋に飾っているので、これらの作品を見た時、思わずそれと見比べた。
(※いちいち断り書きを書くのは野暮ったくて好きではないのだけど、一応書いておくと、パクッてんじゃね?とかそんなくだらないことを言いたい訳ではまったく無い。
今後も他のエントリで同様の指摘をすることが何度も出てくるだろうが、それらについても同様とお考え頂きたい)

2枚目の作品は、2005年に描かれた 「Lはものを隠したり、壊したりするのが上手だった "L is good at breaking it with hiding a thing"」 という作品。
このタイトルは、おそらく倉橋由美子の小説 『聖少女 "Sage Girl"』 の中の一節だろうと思い、ページを何度もめくり返してみたが見つけることができなかった。

3枚目は、2000年頃に集中して描かれた連作 『学校 連作 "The school series"』 から 「廊下掃除 "Passage cleaning"」 という作品を。
つげ義春の短編漫画 「紅い花」 をなんとなく思い出し、そういや、UA って「紅い花」って表現が好きだったよなぁと、どうでもいい連想になだれ込んでいったのであります。

4枚目の作品のタイトルは、「金魚 "Goldfish"」。
2001年に描かれたシリーズ 「遊園地 連作 "Carney series"」 から。
好きなんですよ、金魚。
室生犀生 (Murou Saisei) の幻想小説 『蜜のあはれ』 からタイトルを持ってきた 「蜜のあわれ」 という作品もあるのだが、残念ながら作中に金魚が登場していなかった。
ベタ過ぎて避けたのだろうがちょっと残念。
残念といえば、タイトルが 「蜜のあはれ」 ではなく、 「蜜のあわれ」 と現代仮名遣いになっている点も残念だった。

グループ展の告知があったのでそれを最後に転載。

グループ展のお知らせです。
どちらの展示も新作を出しています
I participate in two exhibitions.
New artwork is exhibited both.

「 VENUS 」
July 7 - June 8, 2007
opening night: Friday June 8th 6 - 9pm

Roq La Rue Gallery
Location : 2312 2nd, Ave, Seattle, WA ,98121, U.S.A
Phone : 206-374-8977
http://www.roqlarue.com/

「“Karan Koron” A Geta Art Exhibition 」
June 17 - June 14, 2007
opening night: Friday June 14, 7 - 11pm

Roq La Rue Gallery
Location : 7522 Sunset Blvd. Los Angeles, CA, 90046, U.S.A
Phone : 323-851-7233
http://www.meltcomics.com/


The Art of FUCO UEDA
Nucleus | Art Gallery and Store
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Tuesday, May 29, 2007

七戸優 (Shichinohe Masaru)






七戸優 (Shichinohe Masaru)
1959年青森県生まれ、現在は東京都在住。
画家、イラストレーター。

七戸優の作品から宮沢賢治の世界を想起する人が多いのではないかと思うのだが、僕がまず思い浮かべたのは高校生の頃何度も繰り返し読んだ稲垣足穂の 『一千一秒物語』 のことで、他にも江戸川乱歩、ルイス・キャロル、長野まゆみの小説の断片的なイメージが七戸優の作品と重なり合っては消えていく。

少年、少女、夜、月、病院、ウサギ、人工的、鉱物質、プリズム、ノスタルジア・・・・・・

七戸優の作品の中心は少年と少女であり、少年が昼を支配し、少女が夜を支配しているという構造になっている。
少年と少女が支配するのは、まだ少年だった頃の、あるいは少女たった頃の記憶 (誰の?) をいっぱいに詰め込んだ箱庭空間。
ルネ・マグリット (René Magritte) やポール・デルヴォー (Paul Delvaux) の描く人物と同じくマネキンや蝋人形の様に人工的な彼(女)らは、その箱庭的な世界で永遠に存在し続けていく。


ポストしたのは、

"人工ノ月" (2004)
"Check!" (2003)
"青いビロードの夜" (-)
"Moment" (2008)
"Black & White" (2003)

の5点。


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