Monday, October 27, 2008

山城 えりか (Erika Yamashiro) Exhibition Information @ Wada Fine Arts


山城えりか (Erika Yamashiro)
1979年沖縄県那覇市生まれで、現在は東京を拠点に活動している現代美術作家。
今サイトを覘いたら、グループ展についての告知があったので、紹介しておこう。

会場: ワダファインアーツ
期間: 2008年 12月2日 (火)~12月20日 (土)
営業時間: 11:00-19:00 (定休日: 日・月曜、祝日)

wadafinearts | tokyo | japan
中央区築地3-2-5第 2平和田ビル
tel: 03.5848.7172
fax: 03.5848.7173
info@wadafinearts.com
http://www.wadafinearts.com/

また、フランスのミュージシャン Emilie Simon (エミリー・シモン) のライブTシャツのデザインを手がけたとのことで、来年、ライブ会場のみで販売予定だという。
そして、以前のエントリで使用させてもらった "sweet song" という作品は、Emilie Simon をモデルにしたものだそうで、現在その作品は Emilie Simon のスタジオに飾られているという。
そ、そうだったのか!!!
Emilie Simon、大好きなので、他人事とはいえなんだかとても嬉しくなってしまった。

ポストしたのは、現在サイトのトップで使用されている "rabbit hole" という作品。

Erika Yamashiro

Sunday, October 19, 2008

町田 肇 (Hajime Machida)





町田肇 (Hajime Machida)
イラストレーター。

町田肇が描く人物は宮崎駿が描く、あるいは黒田硫黄が描くキャラクターに似ていなくもない。
そんな人物たちが肥大化した脂肪の様なといえばいいのか、流れ出した溶岩流の様なといえばいいのか、とにかく奇妙なボディスーツや服を身に纏いどこか近未来チックな世界で生活している。
描かれたすべての人々が奇天烈な服を着ているというのではないが、とにかく印象に残る。
近未来といっても、どこか懐かしい匂いのする未来像。
一般に未来像といえば、どちらかというときれいな直線と曲線によって構成されているものだ。
決して町田肇の描く様なブクブクモコモコした不恰好なものではない。
鋳造技術や鍛造技術が成熟しないまま発達をしていった未来社会。
町田肇はそういった世界を描いているように見える。
滑らかな直線や曲線を美しいとする世界、あるいはそういったものを踏まえて空想されてきた未来像からすれば、町田肇の描く世界はあまりに美的感覚に乏しということになるのかもしれない。
だけど、町田肇はゴシックやモダニズムを経て出来上がったそんな美的感覚なんてクソ喰らえとばかりにその世界を作り上げていく。
そこがなんとも魅力的。

という文章を思い込みだけで書き上げた後、ちょっと不安になったので、町田肇ご本人にいくつかの質問をしてみた。
例えば、ちょっと懐かしさの漂う人物について、宮崎駿や黒田硫黄の描く人物と何か関係があるのかという不躾な質問。
頂いた答えは、宮崎作品には子供の頃から作品に接していることもあって、無意識のうちに刷り込まれているのかも知れないが、宮崎駿を強く意識したことは特にないというものだった。

SF 的なセンスについてはどうかというと、沓澤龍一郎 (Ryuichirou Kutsuzawa、Ryuichiro Kutsuzawa)、エンキ・ビラル (Enki Bilal) といった S.M.H やヘビーメタルを舞台に活躍してきたアーティスト達からの影響が強いかもしれない。
そして、それ以外のアーティストを思いつくままに挙げていくと、玉野大介 (Tamano Daisuke)、グイド・クレパックス (Guido Crepax)、野口竜 (Ryu Noguchi)、パーヴェル・フィローノフ (Pavel Filonov)、湊谷夢吉 (Yumekichi Minatoya) などの作品に魅かれるとのこと。

名前の挙がったアーティストのうち、海外のアーティストは名前から作品を思い浮かべることが出来る。
しかし邦人アーティストの、大好きな漫画家の湊谷夢吉を除く沓澤龍一郎、玉野大介、野口竜の三人についてはいったいどんな活動をしている人なのかさっぱり見当も付かない。
海外のサイトやブログばかりをふらついているので当り前ではあるのだが、自分が国内事情について情報の持ち合わせがあまりに少ないことに改めて驚くばかりだ。
 沓澤龍一郎って名前を見て、あのかっこいい短歌書く人か?と藤原龍一郎と間違える振りをしてみたものの、ツッコんでくれる相手がいるでもなく、ただ淋しいだけ。

という訳で、各アーティストについて調べてみたところ、沓澤龍一郎は寡作のイラストレーター兼漫画家だという。
「製作中の読み切りを2本、完成させれば、いよいよリリース」 という近況からそろそろ6年経つのに、肝心の作品集が未だに未刊という状態から、怨嗟の声がファンの中からチョロチョロ上がっているという素晴らしさ。
と書いた後、いしかわじゅんの 『漫画ノート』 でその名前を見かけた気がしたので確認してみたところ、いしかわじゅんが沓澤龍一郎の未刊の作品 『魔法使いが始まる』 について語っていた。
と、幾分情報の持ち合わせは増えたものの、検索してもほとんど作品を探し出せなかったので、沓澤龍一郎はボクにとって未だに未知の人であることに変わりはない。

玉野大介
うは、超好み。
後でじっくり鑑賞予定。

野口竜は幼い頃にそれとは知らずブラウン管越しに随分とお世話になっていた人だった。

湊谷夢吉は昔どうしても作品が読みたくて古本屋で探し回ったことがあったなぁ。
久しぶりに読み返したくなった。

脱線しすぎたので元に戻そう。
描く作品の世界観については、ざっくりと考えるだけで細かな設定は特になく、「舞台は地球かもしれないし、別の惑星かもしれません」 とのこと。
設定によって物語を紡ぐタイプではないということが判明したものの、その描かれた世界を見ていると、例えば機械産業の歴史とか服飾史なんてものがどうなってるのか非常に興味が湧いて来るし、過去から未来までの世界観やコンセプトをカッチリ作り上げ、クロニクル形式でその歴史を見せて欲しいという思いが募る。

ビジュアル的にそういった架空の産業やモードの歴史を見せてくれる作品って何かあったっけと考えてみると、永野護の 『ファイブスター物語』 がまさしくそれだと思い当たる。
あれって一応ファティマの来ているスーツなんてものにもちゃんと流行があって、確かキャラクターの中に有名なデザイナーがひとりかふたりいたはず。
そういや、前々から気になっていたんだけど、永野護がデザインする服と現実社会の服飾、ファッション、モードについて考察した人っているんだろうか?
永野護の作品における少女漫画の影響みたいな文章ってのは昔どこかで読んだ記憶があるが、ファッションについてあれこれ述べたモノは読んだことがない。
もしまだ誰もやっていないのなら、面白そうなので誰かやってくれないでしょうかね。

baby bad bug

Monday, September 29, 2008

Joy Goldkind 02




Joy Goldkind (ジョイ・ゴールドカインド)
1943年NYのブルックリン (Brooklyn) 生まれの写真家。

詳しいプロフィールなどは前回のエントリを参考にして頂きたい (前回のエントリはこちら)。
作品の使用許可について連絡したところ、快く OK して頂く。
そして、他にも作品を見ることが出来るウェブギャにリーがいくつかあると教えて頂いた。以前のエントリーに追加すると長ったらしくて見辛いだろうから、新たなエントリを起こしておく。

レトロというよりもクラシカルなと言った方が似合う格調あるスタイルで鍛え抜かれた裸体を撮影した "Adagio" というシリーズから3点ポスト。


≪関連エントリ≫
traveling with the ghost: Joy Goldkind


VERVE Gallery of Photography - JOY GOLDKIND
Gallery Imperato - artists
ARTIST : Joy Goldkind
Photography 414 Gallery


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Wednesday, September 24, 2008

Laurie Lipton Exhibition Information - The Day of the Dead - @ CoproNason Gallery


Laurie Lipton (ローリー・リプトン) から展示会のお知らせか届いていたので、こちらで告知しておこう。
The Day of the Dead という展示会が、2008年10月11日の20:00から CoproNason Gallery で開催されるとのこと。盛大な死者の夜会ですな。

Hosted By: Laurie Lipton
When: 11 Oct 2008, 20:00
Where CoproNason Gallery @ The Bergamot Station
2525 Michigan Ave.
, T5
Santa Monica, California|5 90404
United States

http://www.laurielipton.com/
MySpace

Thursday, September 11, 2008

James Rieck Exhibition Information - Cure Resort - @ Dust Gallery


いつも奇妙な部分にこだわる画家ジェイムス・リーク (James Rieck) から、2008年9月12日から2008年10月12日にかけて、ラスベガス (Las Vegas) の Dust Gallery で個展を開くとのメールが届いたのでご紹介。

今回のこだわりは、水泳帽を被った女性の水泳帽にあるようだ。
さすが、ジェイムス・リーク。いつ見ても、どうしてそこにこだわってしまったのかよく分からない。面白い人だ。

James Rieck: Cure Resort
September 12 - October 12, 2008
Reception for Artist on September 12, 2008 6-8PM

Dust Gallery :: Las Vegas
http://www.dustgallery.com/

James Rieck | Paintings

Monday, September 8, 2008

林アサコ (Asako Hayashi)





林アサコ (Asako Hayashi)
1月14日生まれ。
エッチング版画家。

続けて先程ポストしたエントリで告知した "Fantasia Erotica Japonesa" にも参加、西牧徹の写真でモデルを務めているエッチング版画家の林アサコ (Asako Hayashi) の作品もポストしておこう。

サイト内にあるコメントによると、
「【艶やかなメルヘン、肉欲の寓話】をコンセプトとして、銅版(エッチング)を中心に絵画を制作しています。」
とのこと。
今年の今年の3月初個展を開き、4月16日 (水) から29日 (火) にかけて、東京の 「国立新美術館」 で開催された第85回春陽展版画部に 『焼肉食べ放題』 という大作を初出品。賞候補にまでなったが、惜しくも受賞は逃してしまったという。

また、サイトに、「TH叢書(アトリエサード刊)にて、イラストコラムを発表しています。」 とあったのだけど、.TH叢書って何?と見当も付かなかったので検索して驚いた。トーキングヘッズ叢書のことだったのか、てか、昔の面影の感じられない雑誌になっていて、まだ続いてたのかと驚いた次第。地方では見かけないので、アトリエサードのオフィシャルを見る限りの印象を言うと、昔でいう澁澤少女が集う、耽美、幻想そしてゴスの牙城って感じの叢書になっているのかな?SF のエの字もない雰囲気だ。

林アサコの描く日本の土着性と西洋的な幻想世界がエロティックに溶け合った危険なメルヒェンの世界から、

"蛸の嫁入り (Marriagi of octopus)"
"ピクニック (Picnic)"
"大漁 (Big catch)"
"焼肉食べ放題"

の4点をポスト。
こういった世界観は好み。

林アサコ's Portfolio ==Index==

西牧徹 02


西牧徹 (Toru Nishimaki)
 1964年生まれ。
画家。

サイトを更新したとのことなので、新たに加わった作品から2008年に製作された新作 「肖像のガーネット」 を貼り付けておこう。
相変わらずエロエロムチムチしてますな。

西牧徹/黒戯画世界 Blacken Caricature/Toru Nishimaki


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Fantasia Erotica Japonesa

少し前にポストしたことのある西牧徹 (Toru Nishimaki) より、スペインのバルセロナにある画廊 ARTZ 21 において開催される "Fantasia Erotica Japonesa" という展示会に参加するとのお知らせを頂いた。

テーマは、タイトルの通り日本のエロス。
開催期間は、2008年10月9日から2008年12月11日。
日本からは総勢10名のアーティストが参加するとのこと。
ARTZ 21 と関係があるブログなのかどうか分からないが、参加者と作品をまとめて紹介している Japinc というブログがあり、そこからアーティストの作品のディテール画像を拝借してきたので、一緒に貼り付けておく。

西牧徹 (Toru Nishimaki)


渡邊安治 (Yasuji Watanabe)


Bee Kanno (ビー・カンノ)


水野純子 (Junko Mizuno)


常盤響 (Hibiki Tokiwa)


市場大介 (Daisuke Ichiba)


田亀源五郎 (Gengoroh Tagame)


インベカヲリ (Kawori Inbe)


林アサコ (Asako Hayashi)


よしだ かな (Kana Yoshida)


この10名にプラスして、

Jack Risto


YoniLab


Emmanuel Mottu


といった日本人以外のアーティストもこの展示会に参加する。
詳しくは、以下のリンクを辿って頂ければと思う。もちろん日本語じゃないんだけど。

ARTZ 21 °° ARTSTORE & CULTURAL EVENTS °°
MySpace
Japinc