ゴングのように鳴りわたる時間、縁からあふれるほどにそこを満たす滝、
渦巻き、いなごの群れ、雲、銀河、埃、物音、事件、あれこれ、あれそれ、etc、etc、etc......
Friday, November 13, 2009
Alessandra Sanguinetti - The Life that Came -
Alessandra Sanguinetti (アレッサンドラ・サンギネッティ)
1968年生まれ。
ニューヨーク出身。
写真家。
アレッサンドラ・サンギネッティは、1999年にブエノスアイレス郊外で暮らすふたりの少女の成長を記録するプロジェクトを開始した。その最初の成果がまとめられたのが"The Adventures of Guille and Belinda and the Enigmatic Meaning of Their Dreams"。被写体の痩せっぽの少女とおデブの少女にはまだまだあどけなさが残っている。
こ のシリーズを最初に見たのは、まだブログを始める前だったので、2004年か2005年頃だったんじゃないだろうか。ブログにエントリを立ててからも、た まにこのシリーズに進展がないかチェックしていたが、いつ調べても新たな作品が加わっていない。だからそのうち、もう終了したプロジェクトなんだなと考え るようになっていた。昨年、オフィシャルサイトが立ち上がっているのに気が付いた。その時点では、続編はまだサイトで公開されてはいなかったと記憶してい る。
で、しばらく前のことになる。たぶん夏前後。何かを検索していて、"The Adventures of Guille and Belinda and the Enigmatic Meaning of Their Dreams"の続編が公開されていることを知った。それが今回ポストした"The Life that Came"というシリーズ。
1999年にこのプロジェクトが始まったということをすっかり失念していた僕は、こういう年頃なんだとは夢にも思っていなかったので、(かつての)少女の妊娠した姿や授乳している姿には、まあ、驚かされ、マジですか、マジですかと呟きながら続編を見たのだった。
ということで、"The Adventures of Guille and Belinda and the Enigmatic Meaning of Their Dreams"シリーズを以前にご覧になったことのある方は感慨深く"The Life that Came"を見ることが出来るのではないかと思う。
前回のエントリに、今回のシリーズと比べるのにちょうどいい作品を2点追加しておいた。
前回のエントリに、翳りだした夕方、お腹の中に風船を入れて妊婦ごっこをしている痩せた少女を撮影した作品と、もう1点、同じく痩せた少女の着ている青い服が裂け、まだ膨らんでいない乳房がのぞいている作品があったが、今回ポストした2枚目と3枚目が数年後に祝福される形で反復されている。
偶然なのか意識して撮影されたものなのかは分からないその反復が面白い。
《関連エントリ》
traveling with the ghost: Alessandra Sanguinetti - The Adventures of Guille and Belinda and the Enigmatic Meaning of Their Dreams -
Alessandra Sanguinetti
Yossi Milo Gallery - Artists
| women in photography | alessandra sanguinetti
WM | whitehot magazine of contemporary art | November 2008, Interview with Alessandra Sanguinetti
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