Friday, October 18, 2013

村田兼一 Exhibition Information - 村田兼一写真集「眠り姫」出版記念展 - @ 乙画廊


個展の案内が届いていたのでご紹介。
初夏に出版された写真集 『眠り姫』 の出版記念の個展で、大阪市の北区にある乙画廊において、2013年10月18日から10月26日かけて開催され、6月までに制作した新作を中心にした、額装展示20数点、ファイル約150点、箱額約10点といった展示内容とのこと。
19日(土曜日)にレセプションパーティが開催され、村田兼一の在廊は19日とのこと。

村田兼一の写真集はこれまで海外の出版社から出版されていたこともあって、なかなか手にする機会がなかったのだけど、今回の新しい写真集 『眠り姫』 は、国内の出版社からの出版。
画廊のお近くの方は、まずそこで村田兼一の蠱惑的で幻想的なエロスの世界を堪能し、その後写真集 『眠り姫』 でそれを再度追体験してみることをお勧めする。

村田兼一写真集「眠り姫」出版記念展
10月18日~26日(日曜休廊)

乙画廊
〒530-0047
大阪市北区西天満2-8-1大江ビルヂング101
TAL&FAX 06-6311-332
http://oto-gallery.jpn.org/

村田兼一オフィシャルサイト/Another Tales Of Princess「眠り姫」

Thursday, August 8, 2013

Exhibition Information - SUMMER SHOW 2013 - @ 髙島屋美術画廊



松山賢から髙島屋美術画廊で開催されるグループ展のお知らせが届いていたのでご紹介。
このグループ展は髙島屋の美術画廊二ヵ所で開催される。
日本橋髙島屋6階美術画廊Xでのグループ展は昨日からすでに始まっており、2013年8月13日(火) までの開催となっている。
新宿高島屋10階美術画廊での開催は、2013年8月21日(水) からで、2013年9月2日(月) までの開催。

SUMMER SHOW 2013

2013年8月7日(水)ー13日(火)
日本橋髙島屋6階美術画廊X

2013年8月21日ー9月2日(月)
新宿高島屋10階美術画廊


昨年タカシマヤが、ばらをシンボルフラワーとして60周年を迎えたことを機にアーティスト24名にショッピングバッグなどに使われている、ばらのデザインをモチーフに作品を制作しました。
また、本年は世田谷美術館で開催の『暮らしと美術と高島屋』展の関連企画と致しまして、暮らしにアートをといったテーマでLPジャケットやトルソーを支持体として10名の美術家のみなさまに新たに作品を制作しました。
これら高島屋のオリジナル作品を一堂に展観いたします。

〈出品作家〉

【輪ばら】
岩田壮平・大河原 愛・大谷有花・大森暁生・金丸悠児・川久保ジョイ・極並 佑・斎正機・さとうかよ・重野克明・たかはしじゅんいち・瀧下和之・土屋仁応・永島千裕・中村ケンゴ・福井江太郎・フジイフランソワ・松浦浩之・松山賢・ミヤケマイ・安岡亜蘭・山本太郎・渡辺おさむ・渡邊佳織

【LP&トルソ】
石塚隆則・笠原 出・カンノサカン・重野克明・住吉明子・関本幸治・田中武・中村ケンゴ・藤井健仁・松山賢


日本橋髙島屋6階美術画廊X
〒103-8265
東京都中央区日本橋2丁目4番1号
TEL: 03-3246-4310
営業時間: 午前10時ー午後8時 (最終日は午後4時閉場)
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event3/


新宿高島屋10階美術画廊
〒151-8580
東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号
TEL: 03-5361-1111
営業時間: 午前10時ー午後8時 (最終日は午後4時閉場)
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/event3/

松山賢は、

輪バラの作品数点、レコードジャケット2点、トルソ1点を出品します。

とのこと。
レコードジャケット2点は以前別の展示会のエントリを立てたときにポストしているので、ここではトルソを。

美術作家 松山賢

Thursday, July 4, 2013

清真美 (Mami kiyoshi) Exhibition Information - «NEW READING PORTRAITS» - @ Galerie Regard Sud


すっかりフランスに馴染んでいる感のある清真美の個展が、フランスのリヨンにあるギャラリー Galerie Regard Sud で開催されている。
5月30日からスタートしたこの個展、7月27日まで開催とのことなので、期間中にリオンに滞在する予定のある方はぜひ足を運んで頂きたい。
今回は 「新釈肖像写真」 シリーズから日本で撮影したものを選んで展示しているとのこと。

Mami Kiyoshi Solo exhibition  «NEW READING PORTRAITS»

オープニング 5月30日(木)18時から21時
開催期間 5月30日から7月27日まで
14時〜19時 日月休み

Galerie Regard Sud  
Lyon, France
1/3 rue des Pierres Plantées 69001 Lyon
+33 (0)4 78 27 44 67
http://www.regardsud.com/
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Mami KIYOSHI Freelance Photographer

Tuesday, April 16, 2013

山城えりか (Erika Yamashiro) Exhibition Information - striped tail - @ GALLERY MoMo Projects


山城えりかが2013年4月16日から2013年5月4日にかけて六本木の GALLERY MoMo Projects において個展 "striped tail" を開催するそうなのでご紹介。
「4/20日(土)4/27日(土)5/4(土)は確実にギャラリーにいるようにします!」 とのこと。
山城えりかの作品が好きな方で是非作家に会ってお話ししたいという方はその日がねらい目。
ギャラリーへGO!

山城えりか|striped tail
2013年4月16日(火) - 5月4日(土・祝)


山城えりかは1979 年沖縄県生まれ、2002 年に女子美術短期大学、2005 年にはセツ・モードセミナーを卒業し、主にGEISAI で活躍、Casa BRUTUS 賞、美術手帳賞、GiantRobot 賞などを受賞しました。  女性を中心に動植物や昆虫などファンタスティックに描く作品は、金原ひとみなど多くの女性作家の装丁に使われ、フランスのミュージシャンEmilie Simon との交流でも知られています。  近年ロサンゼルスや香港など海外での展示の機会も得、今般のProjects での展示はそうした山城作品の集大成となり、今後は生活の場を東京から沖縄に移して制作に集中する予定で、ふるさと沖縄の自然が新たな作品を育むと期待しています。  今展ではアクリルなどによるキャンバス作品やドローイング作品など、新旧織り交ぜておよそ15 点ほどの展示を予定しています。新緑が芽吹き、新たな胎動を予感させる時期での終わりと始まりの展示、ご高覧いただければさいわいです。


アーティストコメント

"When I'm feeling sad I simply remember my favorite things And then I don't feel so bad ”  ”悲しい気分になったとき ただただ、好きなもののことを思い浮かべるの そうすれば嫌な気分も吹き飛ぶわ”  それは映画、サウンドオブミュージックの”My Favorite Things”の歌詞の一節 ​ 現実は 誰だって思い通りにはいかなくて 辛い事も沢山あるけど  時には現実を忘れて好きな事だけ・・・ そんな時間も人にとって素敵な時間だと思います。  私の作品達が、誰かにとってのお気に入りの1つに加わってくれたら嬉しいです。 今回の展示は主に未発表作品や装画で描きおろした原画を展示します。 ​


会期:2013年4月16日(火) - 5月4日(土)
ゴールデンウィーク中(5/3, 5/4)は休まず営業。

営業時間:12:00 - 19:00 (日曜・月曜休廊)

オープニングレセプション:
2013年4月20日(土) 18:00 - 20:00

会場:GALLERY MoMo Projects
東京都港区六本木6-2-6 サンビル第三 2階
http://www.gallery-momo.com/

地下鉄日比谷線六本木駅1b出口を徒歩30秒。(麻布警察署裏)
地下鉄日比谷線・都営地下鉄大江戸線六本木駅3番出口より徒歩3分。
Tel 03-3405-4339

Erika Yamashiro
GALLERY MoMo
Erika Yamashiro Solo Exhibition in Tokyo

Wednesday, February 27, 2013

John John Jesse Exhibition Information - THE WORLD OF JOHN JOHN JESSE - @ Opera Gallery





ジョン・ジョン・ジェシー (John John Jesse) からソーホーのスプリング・ストリートにある Opera Gallery で "THE WORLD OF JOHN JOHN JESSE" という個展を開催するよというメールが届いていたのでご紹介しよう。
2013年02月28日から2013年03月17日までの開催となっているので、期間中、現地に滞在しているという方は、是非、ギャラリーに足を運んでその世界を堪能して頂きたい。


John John Jesse
"The World of John John Jesse"
February 28 to March 17 2013


Opera Gallery
115, Spring Street
New York NY 10012 - USA

Tel: (1) (212) 966 66 75
Fax: (1) (212) 966 42 95
Email: nyc@operagallery.com
http://www.operagallery.com/


ポストしたのは、

"Sweet Tooth" (2013)
"Twinkle and Snow" (2011)
"You Can't Steal My Heart" (2013)
"個展告知用イメージ (右: Jager)" (2013)


John John Jesse

Saturday, January 26, 2013

松山賢 (Matsuyama Ken) Exhibition Information - 生きものカード (甲虫) - @ アンシールコンテンポラリー


松山賢の個展 「生きものカード (甲虫)」 が日本橋馬喰町にあるアンシールコンテンポラリーで開催されている。
今回の個展は2013年1月18日からすでに開催中で、すでに第一週目は終了してしまったが、3月3日までの開催となっているので、興味のある方はぜひ足を運んで頂きたい。

松山賢個展
「生きものカード(甲虫)」

2013年1月18日(金)~3月3日(日)
金・土・日のみ開廊
午後12時ー午後7時

オープニングパーティ 1月18日(金)午後6時ー8時

アンシールコンテンポラリー
東京都中央区日本橋馬喰町 2-5-17
 03-5641-6631
http://unseal.jp/j/

 かつて松山 賢は、作品の制作動機を聞かれたときに「自分が作りたいものを作っている」と答えたことが あります。作家として極めてシンプルな解答です。しかし現代美術の世界にあってこの姿勢を貫くことはさ ほど簡単なことではありません。ここ日本では、欧米のトレンドをどう追うか、あるいはどう新しさを演出 するかがまず問題となるような状況は現在でも大きくは変わっておらず、作家たちが自分の内部の制作動機 にどこまでも忠実であることは難しいからからです。

しかし、松山は制作を始めた時から既にこの縛りから自由な作家でした。この作家の規範は徹底して個人 主義的なものであり、自分の「見ることの快楽」に忠実であろうということに置かれていたのです。この徹 底性は、たとえば性的欲望の対象としての女性の身体を、立体であれ、絵画であれ、さらにはインスターレ ションであれ、多様な形式を使いながら執拗に、反復して表現し続けてきていることに現れていて、現在の 美術シーンを見ても稀な試みだといわなければならないでしょう。

ただし、松山の作品は「見ることの快楽」が三重になっていて、シンプルでありながらも必ずしも単線的 ではありません。まずはじめに欲望の直接的な発露であるリアルな対象を見ることの快楽がきます。しかし その欲望も対象も不断に移りゆき、はかないものであるために、次にその二次的な代替物としての作品が見 ることの快楽の対象として設定されます。考えてみれば、これは洋の東西を問わず美術作品の普遍的なあり 方(からくり)に他ならず、その意味で、たとえ扱う素材が今風のポップな女性アイコンであったとしても、 松山の作品は極めてオーソドックスであるとも言えます。最後に、この美術のあり方に松山が自覚的、方法 的であることがきます。つまりこの作家は「見ることの快楽」のからくりを見る者に体験させることで、あ らためて私たちの内部にあるその快楽を指し示そうと試みるのです。

しかし、人間にとって見ることの快楽は性的欲望に限定されているわけではなく、自然の造形物だったり、 人工物だったりするわけですが、現に松山も、昆虫や動物、あるいは動物の骨、オモチャなどを対象として 取り上げています。また、最近では上にあげた「見ることの快楽の二重性」そのものに焦点をあてたより自 覚的な試みにも積極的に挑戦しています。皿に盛られた絵の具をひたすら写実的に描いた近作『絵の具の絵』 では「見ることの快楽」を見る者に一つの謎としてコンセプチュアルに問いかけるものです。

本展では、立っている甲虫と女性をテーマにした新作中心に構成されます。  どこまでも内部の欲望、快楽に忠実でありながら、その戦略的な問い返しに挑む松山の作品世界をぜひご 高覧ください。
Director 森岡 光

 幼少の頃に、自分とクワガタが手をつないでいる絵を描いたことがあった。クワガタは自分と同じ大きさで、背中を前に向けて立っていた。背中側の見えている方が、自分にとっては前だ。
 子どもの絵の発達段階において、それぞれの事物が客観的な大きさで描かれない時期がある。自分の関心があるものが大きく描かれ、関心のないものは小さく描かれる。家は自分より小さく描かれ、飼っているイヌや自分は大きく、父親が小さく描かれ、あるいは描かれなかったりする。
 子どものころに描いた絵を思い出し、それを今の描写で描いたらと、描き始めたのが、立っている甲虫のシリーズになる。自分(男の子)は女性に変わり、甲虫には模様が入ったりする。
 今回の個展は、甲虫シリーズの新作、彩色をほどこした鉛筆画の連作5点、S100号(162×162cm)の大作、欲望という名のシリーズのうち甲虫が描かれている油彩画など、12点で構成される。
松山賢

ポストした作品は、2010年から2012年にかけて制作された 《生きものカード (カミキリムシ) "Creature card (longhorn)"》。

美術作家 松山賢