Sunday, April 1, 2012

Crystal Barbre











Crystal Barbre (クリスタル・バーブレ、クリスタル・バルブレ)
ワシントン州東部のキリスト教原理主義者のヒッピーが集う農場で育った。
シアトル (Seattle) を拠点に活動しているアーティスト。
コンセプチュアルな絵画やコラージュなどを主に制作している。

14年間暮らしたヒッピーコミュニティには水道も電気もなかったという。
その後シアトルに移り住んだ。
Crystal Barbre が絵を描き始めたきっかけは、悪魔祓いをするのに役立つのではないかと思ったからだそうで、当時の自分は孤立し幾分狂っていたと当時を振り返っている。
しかし、その当時の Crystal Barbre はまだ若く、自分の中の創造的且つ破壊的な表現衝動をアートで表現することが出来ず、クルマを乗りこなすことでそれを解消していたという。
大学に進み、最後の数年はアーティスティックな創作活動に打ち込んだ。
古典的な具象絵画の技術を学び、それをローブラウのコンセプチュアル・アートの制作に用いたいというアイデアからそれを学ぶに適した学校を探してみたものの、誰に尋ねてもファインアートとイラストを組み合わせるというそのアイデアを理解してくれず、なかなか思うような学校を見つけることが出来なかったそうで、そんな中、ようやく自分のアイデアを習得できる、ゲージ芸術アカデミー (Gage Academy of Art) のマーク・カン=オイギンス (Mark Kang-O'Higgins) のアトリエを見つけたすことが出来、2年間そこで技術を学んだ。
古典絵画の巨匠たちの作品に影響を受け、畏敬の念を持ち続けているそうで、

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ (Tiziano Vecellio)
ピーテル・パウル・ルーベンス (Peter Paul Rubens)
レンブラント・ファン・レイン (Rembrandt van Rijn)
ミケランジェロ・ブオナローティ (Michelangelo Buonarroti)
ヨハネス・フェルメール (Johannes Vermeer)
ディエゴ・ベラスケス (Diego Velázquez)
アルテミジア・ジェンティレスキ (Artemisia Gentileschi)
ジョン・シンガー・サージェント (John Singer Sargent)

の名前を挙げ、特に1600年代初期に活動した女性画家アルテミジア・ジェンティレスキについては、その作品だけでなく生き方からも影響を受けているとのこと。
また、現在活動している画家では、ジェニー・サヴィル (Jenny Saville) とオッド・ネルドルム (Odd Nerdrum) の名前を挙げている。


ポストしたのは、

"Panthera leo"
"untitled (cunnilingus)"
"The Devoted"
"Mountain Fresh #2"
"Fear Not Therefor"
"Lynx rufus"
"untitled (blind cat)"
"untitled (crystalsucks 01)"
"Untitled"
"untitled (P1000733)"

の10点。


Crystal Barbre
The art of Crystal Barbre. | soylent green productions
Soylent Green Productions
Hyaena Gallery - Crystal Barbre
Interview: Crystal Barbre | Creep Machine

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