ゴングのように鳴りわたる時間、縁からあふれるほどにそこを満たす滝、
渦巻き、いなごの群れ、雲、銀河、埃、物音、事件、あれこれ、あれそれ、etc、etc、etc......
Tuesday, July 4, 2006
David Inshaw
David Inshaw (デイヴィッド・インショウ、デヴィッド・インショー)
1943年イギリス生まれ。
1943年3月21日にイングランドのウェスト・ミッドランド州 (West Midlands) にある田舎町ウェンズフィールド (Wednesfield) で生まれた。
画家。
1959年から1963年までベックナム美術学校 (Beckenham School of Art) で学び、1963年から1966年まで英国王立芸術院付属美術学校 (Royal Academy Schools) で学んだ。
1966年にブリストル (Bristol) にある西イングランド美術大学 (West of England College of Art) の教員のポストを得、1975年まで同大学で教鞭を執った。
その後、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ (The College of the Most Holy and Undivided Trinity) で1975年から1977年までの二年間、クリエイティヴ・アートの講義を行った。
1971年、イングランド南部のウィルトシャー (Wiltshire) 中部にあるデヴィゼス (Devizes) へ移り、1972年、アン・アーノルド (Ann Arnold) とグラハム・アーノルド (Graham Arnold) と夫妻と共に芸術グループ 「田園主義者派 (Brotherhood of Ruralists)」 の前身となるグループを結成。
1975年にピーター・ブレイク (Peter Blake) とジャン・ハワース (Jann Haworth) 夫妻、グラハム・オヴェンデン (Graham Ovenden、グラハム・オーヴェンデン) とアニー・オヴェンデン (Annie Ovenden、アニー・オーヴェンデン) 夫妻が合流し、「田園主義者派」 としての活動を活発化させていった。
1976年、英国王立芸術院の夏の展示会に 「田園主義者派」 とし参加。
この展示会から7年後の1983年、インショウ は 「田園主義者派」 から脱退。
1989年、ウェールズ (Wales) のポーイス (Powys) にあるヘイ=オン=ワイ (Hay -on -Wye) 近郊のクライロ (Clyro) に移住。
1995年にデヴィゼス (Devizes) に戻ると、以後同地を拠点に活動している。
ポストしたのは、
"The Raven" (1971)
"Predchuvstvie" (1973-1978)
"The Garden or The Game of Blind Mans Buff" (1982-1984)
"The Badminton Game" (1972-1973)
"Wiltshire Landscape" (1984)
"The Orchard" (1977)
"Our days were a joy and our paths through flowers" (1971-1972)
の7点。
インショウの初期の作品を見るとポップ・アートの波を被っていたことがよく分かるが、すぐにそれとは別の作風の作品を制作するようになっていき、徐々にポップ・アート的な方向性を持った作品は後退し、サイトで公開されている作品を見るかぎりでは、1970年代中頃まではどちらの作品も制作していたみたいなのだが、1973年、展示会に出品した 《バドミントン・ゲーム (The Badminton Game)》 が注目されてからはそういった作風の作品が主流になり、ポップ・アートに軸を置いた作品はほとんど制作されなくなった (という作風の変遷についてのまとめは、サイトで公開されている作品を基にまとめたのだけど、そこで公開されているが制作された作品の全てという訳ではないので、間違った印象に基づいたまとめとなっているかもしれない)。
ポストした作品はすべて 「田園主義者派」 時代のもの。
アンリ・ルソー (Henri Rousseau) は植物園で観察したり図鑑を参考にしたりして幻想的でありながらどこか人工的な空想の南方世界を描き上げたが、その空想の南方世界を描いた作品以外のルソーの作品に描かれた草木も実際にあるものを描いているわりにどこか人工的な印象を与える。
インショウの描く庭園などの草木もルソーの描く草木と似てどこか人工的な印象を与えるのは、描かれた世界がどこか様式めいているからなのだろうか。
The David Inshaw website and on-line gallery: home page
Wikipedia
The Tabretts Website - Homepage
artnet
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