Maggie Taylor (マギー・テイラー)
1961年にオハイオ州 (Ohio) 北東部、エリー湖南岸のクリーブランド (Cleveland) で生まれた。
デジタル・コラージュ・アーティスト。
1979年から1983年にかけてイェール大学 (Yale University) で哲学を学んだ後、フロリダ大学 (University of Florida) に進み、写真を専攻。
フロリダ大学在学中に大学で教鞭を執っていたジェリー・ユルズマン (Jerry Uelsmann) と出会い、1989年に結婚。
ユルズマンと結婚後、すぐにクリエイティヴな活動を開始したかどうかは不明だが、PCを使用した作品制作をするに至ったのには、次の様な出来事があったらしい。
1995年、ユルズマンが Adobe 社の依頼で Photoshop を使用したポスターの制作を依頼された。
ユルズマンは作品の制作過程でPCを使用することがないので、マギー・テイラーが Photoshop の使用マニュアルを読み、ユルズマンが暗室に籠って作り上げたイメージをデジタルで改めてレタッチする作業を行った。
このことがきっかけとなり、1998年から Photoshop で作品の制作をするようになったのだという。
マギー・テイラーは、フリーマーケットやガレージセールやネットで見つけた素材――19世紀頃の写真が好みだそうで、他に古いおもちゃやアンティークなどを収集――をスキャナで取り込み、直観に基づいてイメージを構築していくのだというが、違和感を感じるか感じないかというギリギリのラインを綱渡りしながら作り出されたといった印象の作品群は、色の選択や影の付け方も絶妙で、この手の世界観を作る人の中ではかなり好き。
ポストしたのは、
"Girl in a Bee Dress" (2004)
"Surrounded" (2004)
"Twilight Swim" (2004)
"Southern Gothic" (2001)
"Woman with Swan" (2002)
の5点。
Education:
1979-1983 Yale University, BA in Philosophy
1985-1987 University of Florida, MFA in Photography
《関連エントリ》
Jerry Uelsmann
:: maggie taylor ::
Wikipedia
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