Monday, June 8, 2009

Paolo Roversi × Eugenia Volodina - Checkmate -


Paolo Roversi (パオロ・ロベルシ、パオロ・ロヴェルシ)が青春時代に読んでいた本というのがWikipediaのイタリア版に記されている。
どういった人の本を読んでいたのかというと、まずは、イタリア・ルネサンス期の詩人フランチェスコ・ペトラルカ(Francesco Petrarca)。岩波文庫に『ルネサンス書簡集』や『わが秘密』といった翻訳があるので、手に取ったことがある方も多いだろう。
ついで、イタリアの詩人で随筆家、哲学者、文献学者であったジャコモ・レオパルディ(Giacomo Leopardi)。すみません、全く存じ上げない方です。一応『カンティ Canti』という代表作をまとめた翻訳が名古屋大学出版会からでている。
そして、エウジェーニオ・モンターレ(Eugenio Montale)というイタリアの詩人、小説家、編集者、翻訳家。1975年度のノーベル文学賞受賞者でもある。ノーベル賞までとっているのに今まで聞いたこともなかった。Wikipediaを見ていて、文芸カフェでカルロ・エミリオ・ガッダ(Carlo Emilio Gadda)と知り合うという部分を読んで、誰か『メルラーナ街の怖るべき混乱 "Quer pasticciaccio brutto de via Merulana"』を譲ってくれー、と叫びたくなった。山形浩生が翻訳をスキャナで取り込んでpdf化してくれているんだけど、やっぱり本が欲しい。
脱線してしまったが、こういったある種の教養に根ざした本ばかりでなく、アメリカのビートニク、ジャック・ケルアック(Jack Kerouac)やアレン・ギンズバーグ(Allen Ginsberg)の本も読んでいたという。

また、1968年頃はボローニャで学生をしていて、一緒に学んだ中にはウンベルト・エーコ(Umberto Eco)がいたという。普通このふたりを一緒に思い浮かべたりしないよね。

Eugenia Volodina (ユージニア・ヴォロディーナ)
ロシアに属するタタールスタン共和国(Татарстан Республикасы、Республика Татарстан、リスプーブリカ・タタルスターン、タタルスタン、タタルスターン)の首都カザン(Qazan、Казань、カザーニ)出身のファッションモデル。
1998年にロシアのキャスティングエージェンシーの公募に参加。その時は優勝を逃すものの、2000年にパリのモデルエージェンシーから誘いを受け、パリへ移住。以後モデルとしてのキャリアを積んでいくことになった。


Magazine: Vogue Nippon
Issue: September 2004
Title: Checkmate
Photographer: Paolo Roversi
Model: Eugenia Volodina
Stylist: Joanne Blades


PAOLO ROVERSI
the Fashion Spot - View Single Post - Joanne Blades - Stylist


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