森口裕二 (Yuji Moriguchi)
1971年4月に徳島県阿南市で生まれた。
東京都台東区在住。
画家、イラストレーター。
ウェブ上にいくつかインタビュー記事があるので、それを元に森口裕二についてまとめてみよう。
漫画が好きだったということもあって、1990年に京都精華大学美術学部デザイン学科マンガ専攻 (現マンガ学科) に入学。
しかし大学ではあまり漫画は描かず、人物デッサンやクロッキーといった基礎トレーニングばかりをしていたという。
その頃はまだ現在のようなエロティックなモチーフは表れておらず、人間や街、居酒屋や中年のおじさんなどを描いたらしい。
1994年に大学を卒業。
地元に戻ってアルバイトで活動資金をためた後、1996年11月に表現活動の場所を得るために上京。
雑誌にイラストを発表したり、個展を開催するようになる。
倦怠感を醸す女性を描き出したのはこの頃のことだそうで、エロ関係の仕事の増加と共にエロチックな世界観が出来上がっていった。
佐伯俊男の直系だなぁ、上村一夫辺りも好きなんだろうなぁ。
最初に森口裕二の作品を見たときにまずそう思ったのだが、女性の目で影響を受けたのは『銀河鉄道999』のメーテルなのだそうで、世代を考えるとそれはそれでナルホドといったところ。
また、上京してからは浮世絵や日本画を見る機会が増え、それまであまり作中に取り込むことのなかった漫画や日本画の要素を混ぜるようになったところがあるのかもしれないとも語っている。
そういった流れで出来上がった極上の和モノエロスの世界。
大好物でございます。
エロといえば、2008年頃だったと思うが、森口裕二の作品を見かけ、ブログにポストしたいでもサイトは無いみたいだし (その当時はまだ森口裕二記念館 おおいぬのふぐりは開館していなかった) と検索していた時に、エロ短歌詠みとして有名な川上史津子のブログ 『パイロン』 に辿り着いたのだった。
ポストしたのは、
「郵便配達員の恋」 (2009)
「お月様」 (2009)
「-」 (-)
「-」 (-)
「スワン」 (2009)
の5点。
森口裕二記念館 おおいぬのふぐり|Yuji Moriguchi OINUNO FUGURI
PingMag - 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン » Archive » 森口裕二:漫画と日本画とエロティシズム
森口裕二さん(画家・イラストレーター) - 徳島新聞社
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