Sunday, January 31, 2010

Frans Franciscus





Frans Franciscus (フランス・フランシスカス)
1959年4月27日オランダのユトレヒト(Utrecht)生まれ。
画家。

肉をモリモリ食ってる人の描く絵だなあ、というのがフランス・フランシスカスの絵を最初に見たときの印象。
確か最初に見た作品の中に、冬の月夜、雪が降り積もる原野で行われた殺人を描いた作品があったからだろう。ひとりはナイフでザックリ刺されたばかりで、血がぴゅーっと噴出しているし、最初に殺られた男は首チョンパで雪の上に首がごろんだもの。そんな絵を見ると誰だって肉モリモリ食ってんなあって思うよね。
マッチョというのとはちょっと違うし、不思議と暴力的とは感じなかった。別の意味でなんかこう血が濃い感じのする作品が多いといえばいいのかな。いや、もしかするとそこまで血が多いというのではないのかもしれないけど、そういった作品に思わず目がいってしまうし、印象が何時までも残るので、ボクにとってフランス・フランシスカスはそういった作品を描いている人なのだ。
だけど作品を見ていくと、2007年頃からその血の濃さが薄れているように見受けられる。といっても、その変化に気が付いたのはここ1、2年のことなのだけど。

濃い作品をお望みの方は過去の作品を漁ってみるといいだろう。強い印象を残すのはそちらだし。ボクは濃さの薄れた最近の作品の方が好みだけど。

ポストしたのは、

"Autumn, bury the dead" (2008)
"Yves et Murette" (2005)
"King Lion (African Madonna)" (2009)
"Circe Vergiftigt Het Nieuwe Meer (Circe in the New Lake)" (2009)

の4点。


Education:
Academie Beeldende Kunsten, Utrecht 1982-1986


F. Franciscus
f.franciscus


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