Alyssa Monks (アリッサ・モンク)
1977年にニュージャージー州 (New Jersey) 北部にあるバーゲン郡 (Bergen County) の村、リッジウッド (Ridgewood) で生まれた。
画家。
油絵は子供の頃に描き始めたのだそうだ。
ニューヨークのニュースクール大学 (The New School) とモンクレア州立大学 (Montclair State University) で学び、ボストンカレッジ (Boston College) でB.Aを取得。
同じ頃、フィレンツェにあるロレンツォ・ディ・メディチ (Lorenzo de' Medici) に絵画の勉強で留学している。
そして2001年、ニューヨーク芸術学院 (New York Academy of Art, Graduate School of Figurative Art) でM.F.Aを取得した。
ポストしたのは、
"Chrome" (2006)
"Liquid" (2006)
"Naked Light II" ()
"Welcome To" (2005)
の4点。
写真と見まがう程のフォトリアリズム。
作品のクールな佇まい。
大好きだ。
浴槽に横たわる妻を何度も描いたピエール・ボナール。
そんなボナールが好きなこともあって、ネットで画像を漁っていると 「浴槽と裸婦」 をテーマした作品につい目がいく。
アリッサ・モンクもそうた中で出会った画家の一人だった。
と、あっさり書いているが、「浴槽と裸婦」 というテーマが自分の好みだとう、ただそれだけで時代もスタイルも違う二人の作品を並べてしまうのは、分類という暴力的な振る舞いでしかない。
しかし、技術的なことであれこれ語ることができない僕は、今後もほかのエントリで同様のことを行い続けていくことになるだろうし、分類をテーマにしたエントリを立てることになるだろう。
例えば、 「浴槽と裸婦」 というテーマで将来エントリを立てたりすることがあるかもしれないということだ。
ということで、「浴槽と裸婦」 というテーマで無理やり並べられてしまった両者の作品に、更に、毒にも薬にもならない印象を書き加えるとしよう。
ボナールの一連の作品に漲っているのは幸福感であり、豊かで暖かな光と眩い色彩である。
一方、アリッサ・モンクの作品にあるのは孤独や疲労感であり、時が凍りついたかのような冷たい色彩である。
ボナールの作品はその幸福感ゆえに好きなのだし、アリッサ・モンクの作品はその都会的な孤独感ゆえに好きなのだ。
と印象からして随分かけ離れた二人の作品同時に肯定することが果たして許されるのかどうか分からないが、とりあえず、このブログではそういったことも許されるなのだ、ということにしておきたい。
Alyssa Monks
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