ゴングのように鳴りわたる時間、縁からあふれるほどにそこを満たす滝、
渦巻き、いなごの群れ、雲、銀河、埃、物音、事件、あれこれ、あれそれ、etc、etc、etc......
Thursday, May 11, 2006
Ray Caesar
Ray Caesar (レイ・シーザー)
1958年にロンドンで生まれ、幼かった頃に両親と共にカナダのトロント (Toront) へ移り住んだ。
カナダのデジタル・ペインター。
1977年から1980年にかけてオンタリオ芸術大学 (Ontario College of Art and Design, OCAD、オンタリオ美術大学) で学んだ。
卒業後は1996年までの17年間をトロントにあるトロント小児病院 (The Hospital for Sick Children) のアート & フォトグラフィ部署に勤務していた。
レイ・シーザーの作品には、病院に勤めていた頃の経験とフリーダ・カーロ (Frida Kahlo) やサルバドール・ダリ (Salvador Dalí) の作品が絡まりあい、影響を与えているという。
初見の頃からの印象としては、ペトルス・クリストゥス (Petrus Christus)、バルテュス (Balthus)、金子國義辺りがベースにある人って感じだったので、サルバドール・ダリは分かるとして、フリーダ・カーロからの影響ってのは少々意外だった。
今回まとめてポストした5人の中で最もヨーロッパ的な雰囲気を持った作品を描く人で、何も知らないときに作品を見せられ、どこの人だと思う?と聞かれたらまず間違いなくイギリスの人でしょと答えただろう。
まあ、ロンドン生まれなので全くの見当違いでもない、って言いたいところなんだけど、幼い頃にカナダに移住しているのだから、ほぼ北米生まれの人と変わらないのよね。
だけど作品からはヨーロッパ的なフェティシズムや頽廃みたいなものが仄かに匂い立っている様に感じられ、その認識のズレみたいなものがいつまでたっても修正されない。
ポストしたのは、
"Sleeping by Day" (2004)
"Bride" (2004)
"First of Days" (2004)
"L'Accord D'Amour" (2005)
"Queen on Flies" (2003)
"Foreign Tongue" (2005)
"The Burden of Her Memories" (2004)
"Sisters" (2005)
"Kitten" (2003)
"Exodus Study" (2005)
の10点。
Ray Caesar
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absolut the hardest part, see more at the artlout magazine ... this is hell
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