ゴングのように鳴りわたる時間、縁からあふれるほどにそこを満たす滝、
渦巻き、いなごの群れ、雲、銀河、埃、物音、事件、あれこれ、あれそれ、etc、etc、etc......
Friday, May 12, 2006
Elina Brotherus
Elina Brotherus (エリーナ・ブロゼラス、エリナ・ブロテルス)
1972年にフィンランドの首都ヘルシンキ (Helsinki) で生まれ、現在はフランス在住。
写真家。
自分以外の人物を撮影している写真もあるのだが、印象に残るのはやはり Elina Brotherus 自身を撮影したセルフ・ポートレートだろう。
孤独感のある写真というのとはまた別なのだが、見ているこちらがヒリヒリしてくる、緊張感を見ている側に強いるようなところが Elina Brotherus のセルフポートレイトにはある。
ポストしたのは、
"The New Painting - Der Wanderer" (2003)
"The New Painting - Der Wanderer 5" (2004)
"The New Painting - Der Wanderer 3" (2004)
"Model Studies - 15" (2004)
"The New Painting - Le Printemps" (2001)
"Model Studies - 05" (2004)
"Model Studies - 08" (2004)
の7点。
ポストした作品はすべてセルフポートレイト。
"The New Painting" というシリーズはそのタイトルから絵画をモチーフにしていることが窺える。
例えば、Elina Brotherus が執拗に撮影している自身の後姿の多くはこのシリーズに含まれており、その後姿へのオブセッションは、アルノルト・ベックリン (Arnold Böcklin) の 『死の島 (Die Toteninsel, Island of the Dead)』 へと遡ることができるということなのだろう。
Elina Brotherus
ReVue
Académie de Rouen
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